タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

2023-01-01から1年間の記事一覧

穏やかな年の瀬

今日、天神様を飾った。富山では長男が誕生した際、母方の実家から菅原道真公の掛け軸を贈ってもらい、年末から正月25日まで飾る風習がある。 送り主はもうこの世にいないし、贈られた方は海外暮らしでこんな日本の風習にも縁遠くなってきているが、一年振…

小さな政府で大きな政府の福祉レベルを実現する方法

新自由主義とは、政府の経済への介入を抑え、自由競争によって経済の効率化や発展を実現すべきという考えを指す。一方で修正資本主義とは、資本主義が持つ様々な問題点を緩和し解消することで福祉国家を目指そうとする思想や体制を指す。 また、小さな政府、…

一般会計予算の改善版を策定してみた

令和6年度予算案が決まり財務省のホームページに掲載された。元財務省でかつ元内閣官房参与(現在嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授)の高橋洋一氏は、歳出費目の一つである「債務償還費」は不要であり、現時点で埋蔵金と見なすことができるとの見解を…

年賀状の役割

今日は年賀状を印刷した。先日購入したプリンタの初仕事である。さすが最新のプリンタは高速である。この前まで使っていた17年前の旧式に比べ、体感スピードはほぼ倍であった。用紙の2枚重ね取り込みもなく、プリントミス無しで終わった。驚いたのは、複数…

天気予報の難しいところ

今日22日は冬至。昨日から今シーズン最強の寒波が襲来していて、今朝、雪がどれだけ積もっているか心配して玄関戸を開けたら、積雪は意外と少なく7,8cm程度だった。私は、今回の寒波は昨晩から今朝にかけてがピークになると思っていたので、『この程度…

来年度予算を緊縮型にする悪政

昨日、来年度予算案の調整状況が報道され、一般会計総額が112兆700億円程度(今年度は114兆3800億円)と緊縮型になる見通しが示された。インフレ経済の何たるかを知らない財務省がまとめた予算案に、思わずため息が出た。だいたい、今年の物価上昇率が3%程…

インプラント治療の価値

今日はインプラント治療後の定期点検の日であった。5ヶ月振りの歯医者であったが、経過は良好で問題無しだった。インプラント治療は保険適用外となり、私の場合は右下の奥歯1本だけであったが 40万円の出費となった。これを高いと見るか安いと見るかは人そ…

対数目盛にてメモリー整理

今年も残り少なくなってきた。年齢を重ねるほど記憶された事項は増えていくはずなのに、どうも記憶力が衰えていくためか、記憶量が増えている感じがしない。 私が興味の対象とするものは、過去に遡れば、宇宙の誕生に始まり、太陽系や生命の誕生を経て現代の…

ヤンキーガールの事情

今日は、暖かかった昨日に比べて一転急激に冷え込み、ここ富山では初雪となった。因みに、ここ3年間の富山市での初雪は、 2020年 12月14日 2021年 12月02日 2022年 12月14日となっている。 今朝、日曜日恒例のパークゴルフも先週で打ち納めとなっていたので…

宇宙人はどの程度いそうか?

今日は、宇宙人(地球外知的生命)がどの程度いそうかを考えてみた。 上図は、宇宙の歴史に対し生命進化の歴史を加味したものである。今までは、地球のような惑星を伴う恒星系はどこにでも存在するとぼんやり考えていたが、これを宇宙の歴史の中で考えた場合…

マイナ保険証を再点検

昨日岸田首相が、健康保険証の発行を来年秋で終了し、マイナ保険証へ統一すると表明した。悪い噂が多いマイナンバーカードであるが、今日は改めてマイナ保険証のメリット・デメリットを調べて確認した。<メリット>1.顔認証付きカードリーダーで受付が自…

今年の漢字

恒例の今年の漢字が「税」と決まった。昨年が「戦」であったが、今年もウクライナ戦況に収まる気配がないし、ハマスとイスラエルの戦闘も始まったし、2年連続で「戦」が相応しい年になってしまった。残念である。 「戦」もネガティブだが「税」もネガティブ…

為替はいよいよ円高基調へ移行するか?

11月18日のブログで為替が円高に動き出したことを書いたが、この為替相場が先週一時1ドル141円台まで円高が進み、急激な円高に輸出企業の株が売られ、日経平均株価も大きく値を下げた。 先日のブログでは、「為替は貿易収支や経常収支の黒字赤字には左右さ…

文明の利器の移り変わり

今年は色々な物が故障して動かなくなり、修理したり取り替えたりした。7月末の暑い最中にブレーカーが故障し、その故障の原因が井戸水汲み上げポンプのショートだったためエアコンが止まり、同時にお風呂や流しの水が出なくなり、冷房無し・シャワー無しの…

二十四節季は太陽運行に沿う

今日は二十四節季の「大雪」(たいせつ)。大雪とは本格的に冬が到来するころを意味するが、ここ富山では、まだ初雪も降らず暖かい初冬となっている。 上表に示すように、今日は「日の入りが最も早い日」でもある。二十四節季は太陽暦(太陽運行)に沿って定…

宇宙の果てはどのくらい遠いか

一昨日、東京大学宇宙線研究所から「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、遠方宇宙に大量の巨大ブラックホールを発見」とのプレスリリースがあった。 上図は今回発見されたブラックホールが見つかった銀河の画像で、何と120-130億年前の遠方宇宙に10個のブラッ…

継体天皇は樟葉で即位した

今日は、前回(京都東寺)前々回(関ケ原)に続き、歴史探訪の旅の最終章で「樟葉宮での継体天皇」についてである。継体天皇とは第26代天皇で、越前の三国(現福井県坂井市三国町)から迎えられた異例の天皇であり、しかも、私が昔働いていた職場に近い樟…

平安京には東寺もあれば西寺もあった

今日は、前回(関ケ原)の歴史探訪の旅の続きで「東寺」についてである。関ケ原から東海道線一本で京都まで来て、そこから近鉄線1駅の東寺駅で降りたら、五重塔が見えた。この塔は、826年に空海により創建着手されたものだが、今回初めて近くまで寄って見上…

関ケ原現場で合戦の検証

昨日は関ケ原へ行き、1600年9月15日に行われた「関ケ原の合戦」の気分を味わった。まず、現場に行くことは改めて大事なことだと思った。私は最初、関ケ原は東海道新幹線で走り抜けるところなので、街道としては東海道が通っていたのだと思っていたが、大きな…

今年の賃上げ状況

昨日、厚生労働省から今年の賃金引上げ実態調査が発表された。 上図は厚生労働省発表資料からの抜粋であり、今年度の平均賃金改定額(9437円)、改定率(3.2%)が示されている。図から分かるように、額も率もここ25年で最高となっている。ただ、これを素直…

ヒトへの進化(顔はどう変わったか)

今日は、ブルーバックスの「顔の進化 あなたの顔はどこからきたのか」(馬場悠男著)の紹介記事に書いてあった内容をまとめてみた。 上図は、類人猿からヒトへの進化系統樹である。ヒトは、類人猿(チンパンジーとの共通の祖先)から分岐し、「初期猿人」→「…

新型コロナが暴いたザイム真理教のウソ

今年はアフターコロナの初年度であり、様々なところでコロナ前水準超えが起きている。新型コロナは、降って湧いたような災難だったけど、これによりザイム真理教のウソが明らかになり始めたような気がする。 上図は財務省が公表している資料からの抜粋であり…

勤労感謝の日は新嘗祭

今日は勤労感謝の日。朝から暖かく良く晴れて絶好の行楽日和となった。天皇陛下もこの良き日和の中、新嘗祭の神事を恙なく執り行われたことであろう。今年はアメリカも今日がThanksgiving Dayとなり、日本と同じように収穫に感謝する日となった。私は、健康…

HHCHという大麻成分に構造が良く似た物質

今日は、最近話題になっている大麻グミについて調べてみた。 上図は大麻成分の一つであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)と最近問題となったHHCH(ヘクサヒドロカンナビヘキソール)の構造式を示す(THCH(テトラヒドロカンナビヘキソール)の…

ザイム真理教 VS 現代貨幣理論(MMT)

昨日のブログでは、日本経済を長期低迷に追い込んだ主犯格を財務省と断じた。今日はザイム真理教的考え方とMMT(現代貨幣理論)の考え方を対比する形でまとめてみた。 上表では、財務省の考え方を天動説、MMTの考え方を地動説として両者の違いが明確に分かる…

日本経済を長期低迷に追い込んだ犯人判明

「MMTのポイントがよくわかる本」を読んでいたら、日本経済を長期低迷(失われた20年、30年)に追い込んだ犯人が書いてあった。 1.主犯:財務省および日本政府 2.罪状:財務省は、プライマリーバランスの均衡化がデフレ時代の誤った政策であることに気付…

為替はどう決まる?

最近ずっと円安基調であったが、昨日から今日にかけて急速に円高が進んだ。 私は呑気にレートの動きを眺めているだけだが、FXで身銭を切って勝負している人にとっては、海外相場も見ながら、ここ数日眠れない夜を過ごしているに違いない。 今日は、国際収…

GDP速報の正しい評価

昨日の日経平均株価は、今年最大の上げ幅を記録し3万3千円台を回復した。この景気の良い話が出た同じ日に、7月-9月のGDP成長率が年率でマイナス2.1%になったと速報値が出た。ニュースの見出しには「物価高で個人消費不振」との文言が目についた。今日は…

中東の歴史のおさらい

今日は、戦乱が続く中東の十字軍以降の歴史のおさらいをした。 上図は13世紀末の中東を示す。今戦闘が激しいパレスチナ地区はこの時代、イスラム教国のマムルーク朝が支配しており、巡礼の地のエルサレムもこのイスラム教国の支配下にあった。ただ、マムルー…

避寒栽培

上は食卓前に避寒してきた植物たちである。妻が、スーパーで買ってきた食べ残しの種から育てたアボカドが、1年生、2年生、3年生と並んでいる。1年生(左端)はペットボトルでまだ水栽培の状態であり、鉢植えに移るのは来春になる。 観葉植物のポトスも、…