タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

公園を作る際の便益(ベネフィット)はどう計算する?

 近くの公園で2期工事が始まった。

 写真の手前の方は昨年完成し既に一般開放となっている。奥の方の2期工事が完成すれば倍の面積となり、この辺りで一番大きい公園となるだろう。様々な建設機械が動いており、働く車が好きな子供にとっては、ここしばらくは、遊具で遊びながら建設機械が動くところを見学ができる最高の遊び場になる。
 さて、この公園は第1期工事完成に5年ほど費やしている。公園造成工事を始める時の富山市の住民説明会では、「毎年の限られた予算の中で少しずつ工事をやっていくので、完成時期は決められない」だった。確かに公園作りは、道路などの公共工事と違い無くてはならないものと言えないので、最も予算を削り易い事業になるだろう。
 公共事業は、B/C(Bは便益、Cはコスト)の大きさで実施可否(1未満は実施不可)と優先度が決められるが、ふと、『公園を作った時のB(便益)はどのように計算できるのか?』と疑問になった。それで、Geminiに聞いてみた。
Geminiいわく(青字)。
「公園の整備における便益(B)は、利用者が直接得る満足感を換算した「直接利用価値」と、景観や防災など周辺地域にもたらす恩恵を換算した「間接利用価値」の2つを金銭的に評価して算出します。
1. 直接利用価値(旅行費用法)
実際に公園を訪れて利用することによる価値(健康促進、レクリエーション、憩いなど)です。
・算出の仕組み: 公園へ行くために費やす「交通費」や「移動時間(時間価値)」を旅行費用として計算します。
・考え方: 利用者は「移動コストを支払ってでも、それ以上の満足感(価値)がある」と判断して公園を訪れます。この「実際の移動コスト」と「利用者が支払ってもよいと考える最大額」の差額(消費者余剰)を、需要予測モデルを用いて算出します。」(2. 間接利用価値 については省略)。
 なるほど。そうなると街中にある公園は利用者のほとんどが近所の人となり、公園へ行くのに費やす交通費がほとんどゼロになる。「利用者が支払ってもよいと考える最大額」なんて個人の主観で異なるし、『近くにあるから行く公園が遠くにあるなら行かない』と思ってしまう。結局、「直接利用価値」がほとんどゼロになってしまうのではなかろうか? なんか納得がいかない。

P.S.
 一夜明け、この公園からきれいな日の出を拝むことができた。(10月29日 6:36)

 日の出位置は今月初旬に剣岳を越えていたが、今朝見た時は雄山も越えていた。



米国2大政党の変遷

 米国の中間選挙が1週間後に迫った。下図は現時点での情勢分析であるが、これを見ると今回の選挙は、下院は民主党が過半数を取ることでほぼ決まり、関心は専ら上院で共和党が過半数を維持できるか否かであるように思える。

 長男はオクラホマ州に住んでいるが、この州は上図で分かるように「共和リード」で赤く塗られる共和党絶対優位の州である。実際この夏、長男と嫁が一時帰国した際、嫁はトランプを支持していると言っていた。(日本人は政治の話を滅多にしないが、アメリカ人である嫁は義父に対して、気軽に政治の話をした。何でそんな話になったか覚えてないのだが)。
 さて、奴隷解放を訴え北軍を指揮して南北戦争を戦ったリンカーンは共和党だった(戦争最中の演説での「Government of the people by the people for the people」は有名)。それが今や共和党支持者は南部の州に多いと言われている。北軍の共和党がいつの間に南部州支持の政党に変わったのであろうか? 今日は、米国の2大政党の変遷を調べた。

 上図は、共和党と民主党の変遷をまとめたものである。米国第16代大統領のリンカーンが、共和党を創設し民主党と対峙する構図となったのは南北戦争の時であった。この当時、共和党は革新的で民主党は保守的であった。この保革が入れ替わったのが世界恐慌の時である。劣勢であった民主党の党勢回復を目指し、第34代大統領となったF・ルーズベルトが「ニューディール政策」という起死回生の一手で勝負に出たのである。これ以降で保革が入れ替わり、工業中心の北部の州が民主党支持、農業中心の南部の州が共和党支持となった。保守的だった民主党がリベラルに変わり、革新的だった共和党が保守的になったのである。






フランス革命から類推するフランスの今後

 フランスにおいて、17日(土)に引き続き24日(土)も大規模デモが行われた。今日は、フランス革命を参考にフランスの将来を占ってみた。

 上表は左側にフランス革命、右側にフランスの現状と今後を並べたものである。私の考えでは、フランスの将来は暗い。



アメリカには運動会がない

 今日は雨、長女家の年中さんの孫と次男家の年少さんの孫の運動会が中止となり来週に延期となった。下図で分かるように、台風により活発となった秋雨前線で富山にも関東にも雨雲が広がり、中止連絡にも十分納得がいくほどのしっかりと降る雨となった。

 ところで、アメリカに住む長男家の孫たちは運動会というものをやったことがない。アメリカには運動会がないのである。運動会がない代わりに、Field Dayと言って、運動を楽しむ日があるみたいだ。ただ、勝敗を競うような競技はなく、団体競技もない。玉入れも綱引きも棒倒しもないのである。
 そう考えると、日本の子供たちは恵まれている。日本の子供たちは、初参り、お食い初め、ひな祭り、七五三と健やかな成長を祝いながら大切に育てられ、幼稚園に入ってからは運動会や学芸会など集団行動を通じて、躾とか行儀とか、お友達との共同作業の仕方を学ぶことになる。幼児教育を含めて、日米で学校教育を比べたら、日本の方が断然良い気がする。



PHPの脆弱性

 昨晩、高市首相のXにPHPの脆弱性について投稿された。「今夜、10月21日午後11時(日本時間)に公開される修正パッチについて、可及的速やかに適用できるよう準備をお願い致します。」と書いてあった。これも危機管理の一環なのかも知れないが、1日24時間、心休まる時がないのではないかと心配になる。
 さて、アプリに対して修正パッチが出ることはよくあることだが、プログラム言語に対する修正パッチとは初めて聞く話であった。それでGeminiに質問した。(以下、私が青字、Geminiが赤字)。
私:「PHPはコンパイラ言語ですかインタープリター言語ですか?」
Gemini:「PHPは、一般的にはインタープリタ型言語(スクリプト言語)に分類されます。
内部の動き: 実行時にソースコードを直接解釈するだけでなく、内部的には「Opcode(オペコード)」と呼ばれる中間コードにコンパイルしてから実行するというハイブリッドな仕組みをとっています。」

私:「PHPの脆弱性に対するパッチはどの部分をどう修正しますか?」
Gemini:「PHPの脆弱性に対するパッチ(修正プログラム)は、Web開発者が書くPHPのコードではなく、PHPの言語本体(C言語で書かれたコアエンジンや拡張モジュール)のソースコードに対して適用されます。
 開発元である The PHP Group のセキュリティチームは、これら「C言語で書かれたPHP本体のバグ」を修正した新しいソースコード(パッチ)を公開します。
 一般的なサーバー管理者は、この修正が含まれた最新のPHPパッケージ(PHP 8.3.x や 8.4.x など)にアップデートすることで、これらの修正の恩恵を受けることができます。」
 なるほど。そうなると、PHPで作ったアプリが稼働するサーバーの台数分、修正パッチを当てないといけないことになる。世の中に何百万台、あるいは何千万台サーバがあるか分からないが、これはなかなか大変な作業であるに違いない。

高市政権発足1年の成績表

 高市政権発足から今日でちょうど1年。この内閣は働いて働いて働いて、ここまで数々の成果を上げて来ている。
1.高市政権1年間の成果

 上表は高市内閣の成績表である。「政策項目」と「期限」は、1年前の自民と維新の間で取り交わした「連立合意書」の中から抜粋したものである。また「評価」は、今日時点で私が下した評価である。一内閣一仕事と言われる中、高市政権はたった1年で数々の仕事を成し遂げた。総合評価は、5段階評価で4、「良くできました」になるであろう。
2.左派勢力の退潮
 この1年間の高市政権と左派勢力との攻防により、左派勢力の勢いが衰え、退潮に歯止めが掛からなくなるところも現れた。
 -1. 中国政府の対日カードが全て空振りに
 ① 対日観光客規制 → 中国以外の観光客増加で問題無し
 ② レアアース輸出管理強化 → 兼ねてより対策済で特に大きな問題無し
 ③ 水産物輸入規制 → 中国以外の国々への輸出増で問題無し
 -2. 左派政党が溶解状態
 ① 「立憲民主党」が「公明党」と合併して「中道改革」となり選挙で大敗
   現在「立憲民主」は、衆議院では「民主改革」、参議院では「立憲民主」
   このままでは、来年の統一地方選が戦えない
 ② 「国民民主」の支持率が大幅ダウン
   連合の縛りから逃れられない党に国民が失望
 ③ 「公明党」は与党から外れ、退潮の一途(党勢拡大は絶望的)
 ④ オール沖縄(社民、共産、立憲民主)が推す玉城デニー県知事候補が落選
 -3. 自民党左派が主流派から反主流派へ(政治を動かす力が大幅に減退)
 ① 親中媚中派は出番なしに(林芳正氏が閣外へ)
 ② 緊縮財政派は連戦連敗(自民党税調人事、骨太方針、消費減税閣議決定)
 -4. オールドメディアの劣化が止まらない
  (偏向報道どころか虚偽報道(裏付けを取らない)が目立ってきた)
 ① 週刊新潮の高市批判記事が虚偽報道と判明
  (証拠とした動画も捏造だった)
 ② 日経新聞の虚偽報道に片山大臣が記者会見で公開処刑
  (中国との事前協議が無かったとニュースイベント自身を否定)
3.反高市報道機関の偏向報道は続く

 上表に高市内閣の支持率を示す。同じ時期(簗農相辞任後)の調査でありながら、支持率は最高と最低で20%も違う。アンケート調査は、設問の仕方や調査対象となる母集団により変わってくるのである。アンケート結果でさえこれだけの偏りを作り出すことができるのであるから、切り取り報道では容易に偏りを作り出すことができる。
 高市政権は、こんな左派勢力を敵に回しながら、国民からの支持のみを頼りにして戦い続けていくことになる。これからもしっかりと応援していきたい。





JAXAの火星衛星探査計画

 娘から5才の子(私にとっては孫)について愚痴にも似た近況報告が来た。娘が言うには、最近字が読めるようになり、図書館に行って本を借りて来るようになったのだが、ここ数日宇宙の本にはまっていて、今日は火星のページを一緒に読もうということらしい。娘いわく、「火星なんて何も知らないし、一緒に勉強するって感じ。質問されても何も答えられないし、何か憂鬱」。それで私は、明日JAXAから火星の衛星フォボスの探査衛星が打ち上げられること、火星には2つの衛星があることを伝え、孫の興味を広げるようアドバイスした。

 上図は、火星衛星探査計画「MMX」の行程図である。明日の打ち上げ後、2027年には火星の周回軌道に入り、2029年にはフォボスに着陸し砂を採取して、2031年には地球に帰還する。その頃には、5才の孫は小学校に上がり4年生になっている。
 この図を見ていて、孫に話したくなる火星についての面白話を想い出した。火星にはフォボスとダイモスという2つの衛星があるのだが、フォボスの方は火星に結構近いところを公転しており、一方でダイモスの公転軌道は火星からかなり離れている。ケプラーの第3法則は「惑星の公転周期の2乗が、軌道の半長軸(または長半径)の3乗に比例する」であるが、これは軌道半径が長いほど公転周期が長くなることを意味するから、フォボスの方は速く回る(公転する)一方で、ダイモスの方はゆっくり回ることになる。実際フォボスの公転周期(7時間39分)は火星の自転周期(24時間37分)より3倍ほど短いため、火星から見た時フォボスは、西から昇り東へ沈む。しかもこの逆行を1日に3回も繰り返す。一方でダイモスの方は、地球から見た月のように東から昇り西に沈む。火星の夜空では、西から昇る月と東から昇る月が擦れ違うことになる。
 人類が火星に降り立つのがいつになるか分からないが、孫を含めて若い人には、まだ見ぬ世界を夢見て突き進んで欲しいものである。
P.S.
 一夜明け、打ち上げ成功のニュースが流れた。娘からは孫の動画が投稿され、それを見て思わず笑ってしまった。孫は空手教室に通っているのだが、動画には空手の型(正拳突き)を練習する孫が映っていた。笑ったのは掛け声である。孫は真剣な顔つきで「すい、きん、ちか、もく、どっ、てん、かい」と言いながら拳を左右交互に突き出していた。