タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小春日和の縁側

今日10月31日はハロウィン。キリスト教徒のお祭りだが、日本では宗教関係無しでお祭り騒ぎをする。2日前に韓国ソウルで起きた雑踏事故が大きく報道されており、今夜の渋谷でそんな参事が起こらないことを願う。 日本の宗教という観点で考えると、今日が神無…

日本列島はどこから来てどのように形成されたか

今日は日本列島形成の歴史を調べた。1.日本列島の土台はどこから来たか①古生代シルル紀末期 4億2000万年前、将来日本列島の土台となるアジアの大部分は赤道付近にあった。②古生代末期(ペルム紀末期) 2億6000万年前、プレートの運動によって、アジアを…

全球凍結(Snowball Earth)

上図は、丸山茂徳著「地球と生命の誕生と進化」の中に書いてあった図を書き写したものだが、興味深いことが沢山書いてある。中でも原生代に全球凍結という期間があったと記されており、今日はこの「全球凍結」について調べた。 全球凍結(英: Snowball Earth…

柿は日本の国果

今日午前中はいつものパークゴルフ、午後はご近所さんの庭でバーベキューをした。この時期としては暖かく、皆さん薄着でおいしい肉と野菜をほおばり、ビールで胃袋へ流し込んだ。メンバーの一人が、沢山もらったということで、皆さんに柿のお裾分けをした。 …

この秋一番の冷え込み

今朝はこの秋一番の冷え込みになった。数日前から早朝ウォーキングにはジャンパーを羽織っているが、今朝はそれに加え手袋が欲しいと思った。快晴の空の下、立山連峰に昇る朝日は、もう直ぐ立山からの日の出が拝めそうな位置まで南下してきた。 家庭菜園の大…

10億年後に地表生命が絶滅し15億年後には地球生命全てが絶滅する

図書館から借りてきて読んでる、丸山茂徳著「地球と生命の誕生と進化」の最終章には地球の未来が書かれている。この内容が衝撃的であり、以下に書き留めておく。 2億年後 アメイジア超大陸の形成 2億年後、アジアを中心に、アフリカ大陸、アメリカ大陸、オ…

交通安全はみんなの願い

今日は、交通安全協会主催のパークゴルフ大会に行って来た。題して「高齢者安全パークゴルフ大会」。その名から分かるように、平日月曜日に開かれる、会社勤めを卒業した元気な高齢者が参加する大会だった。18ホールのプレーが終わってスコア集計をする間に…

ほんまかいなと思った論文記事

ネット記事を読んでいたら「火星で最初に生まれた生命は自らが引き起こした気候変動のせいで絶滅してしまった可能性」というタイトルが目に止まった。読んでみたら、衝撃的な内容が書いてあった。 『2022年10月10日、学術誌のNature Astronomyで「初期の火星…

立山黒部の旅

今日は妻と立山黒部観光に行って来た。朝6時に家を出て、車で麓の立山駅に着いたのが7時。今日は平日だったため、駅から近くの駐車場も空いていた。快晴の中、ケーブルカー(7分)、高原バス(50分)、立山トンネル・トロリーバス(10分)、ロープウェイ…

地球誕生時の猛毒な海の浄化

昨日のブログでは、地球誕生後に月が生まれ、スノーラインの外側にあった氷塵の微惑星に乗って水が運ばれ、地球に大気と海洋が形成されたところまで話した。しかしながら、できた海は猛毒の海であった。今日は、その海がどのように浄化され、生命が誕生でき…

やがて月が誕生し地球は水の惑星へと変身した

今日は昨日の続きで、海も大気もない乾いた岩石惑星として誕生した地球がその後どうなったかを見ていく。1.月の誕生 45億6000万年前、現在と同じぐらいの大きさの原始地球が誕生した。この頃の地球表層は、衝突エネルギーによる熱でドロドロに溶けた状態だ…

太陽系誕生のきっかけとなった事件

1月21日のブログでは、我々が住む天の川銀河系への矮小銀河の衝突が、太陽系誕生のきっかけとなった可能性があると書いた。以下の図は、スペインのカナリア天体物理研究所などの欧州研究チームが宇宙望遠鏡「ガイア」の観測データに基づき作成したものである…

鵜の目鷹の目の視力

「鵜の目鷹の目」という慣用句があり、熱心に物を探すさま、またそのときの鋭い目つきを指す言葉である。鵜の方は近くを、鷹の方は上空から遠くを狙う様子が想像される。今日は、鷹の視力がどのくらいか調べた。 本題の鷹の視力に入る前に、視力の1.2とか1.5…

最後の県民割り旅行

昨日から一泊二日で、県民割引きを使って、妻と黒部川上流に位置する宇奈月温泉まで行ってきた。県民割りは明後日11日から始まる「全国旅行支援」に取って代わるので、これが最後の県民割り旅行となった。 今回はオープン記念のホテルに泊まったが、1泊2食…

ツバメの目には南北の方向が見えている?

今朝は結構冷え込んだので、早朝ウォーキングでは、Tシャツの上に長袖シャツを羽織った。道には、一昨日の強風で散った金木犀の花びらが、ところどころオレンジ色の絨毯のように広がっていた。季節は一気に秋になった。ふと、『ツバメはもう南の国へ行って…

不思議の国の僕

昨日、今年のノーベル物理学賞が、「量子もつれに関する実験などで量子情報科学の分野を開拓した」欧米の3氏に授与されると発表された。「量子もつれ」とは、またまた凡人には理解できない不思議の国の話となる。 上図は、宇宙の「物質」、「ダークマター」…

人類の進化の軌跡

昨日、今年のノーベル医学生理学賞が、「絶滅したヒト族のゲノムや人類の進化に関する発見」をした独マックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ教授(67)へ授与されると発表された。ペーボ氏の功績は色々あるが、素人受けしそうな内容で示せば…

光速を超えるもの

今日のテーマは「光速を超えるもの」である。アインシュタインの相対性理論を理解する人は少ないが、その理論から導出される「質量とエネルギーは等価:E=mc2乗」とか、「時間は高いところでは速く流れる」とか、こういうつまみ食い的な知識は多くの一…

希薄になるご近所付き合い

今朝6時に「昼玉」の花火が「ド・ド・ド・ド・ドン」と鳴った。ウォーキング中だった私は、『今日は住民運動会なのだ』と気付いた。この地区の住民運動会は、雨と新型コロナで3年間中止となり、今年は4年振りの運動会となるはずだった。あーそれなのに、…

金木犀の香り成分

今日から10月、会社勤めをしていた頃は「下期も頑張ろう」と気合を入れ直したものだった。最近はそういう月締めとか期締めが無くなってしまい、人生がだらだら流れていくようであるが、その代わり季節の流れがより敏感に感じられるようになった。ここ数日、…