タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

復興の力

 今日で新年が始まってから3週間、能登半島地震からも3週間となった。妻は保険会社でパートをしているが、地震対応でこの富山にも業務応援が来ていると言う。妻は「東京から応援に来てタクシーで現地へ行ってちょこっと仕事して、ホテルに泊まりおいしいものを食べて帰って行った」と羨ましそうに言っていたが、こんな時こそ、被災地に隣接する地域まで応援に来て、お金を落とし経済を回すことは被災地の復興にとっても大事なことである。新年会を自粛するなどはもってのほかであり、地域経済が沈み込んでしまわないよう、関西や関東からも金沢や富山に是非とも遊びに来て欲しいものである。
 さて、富山県安田財閥の祖 安田善次郎の出身地であることから、保険業務のシェアは安田財閥の流れを汲む損保ジャパンが首位をキープしている。安田善次郎は東大にも寄付をし安田講堂が建てられたが、損保ジャパンにおいては、創業者の意志を引き継ぎ、こんな時こそ保険の力を示して、被災して途方に暮れる人の助けになって欲しいものである。