タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

3つの大地震

 今日は阪神淡路大震災から29年が経過し、各地で追悼のつどいが行われた。私や家族は被災しなかったが、大阪で会社勤めをしていた際に建てた自宅が被害を受け、私は大家さんとして修繕費を払った。
 東日本大震災があった日は、私は朝一番の新幹線で大阪へ出張しており、長くてゆっくりとした揺れを経験した。妻は東京の職場で激しい揺れを経験したが、妻が言うには、「東日本大震災の時の揺れと今度(能登半島地震)の揺れは同じくらい」みたいである。確かに、双方とも震度5強と記録されているので、妻は2回も震度5強の大きな揺れを体験したことになる。震災翌日、大阪から新幹線で東京駅に着いたら、そこは帰宅難民で溢れごった返していた。JRが止まっていたので地下鉄線を乗り継いで錦糸町まで行き、そこから1時間掛けて自宅まで歩いて帰った。自宅に着いたら妻が「私は昨日丸の内から歩いて帰った」と言った。「高いワイングラスは落ちて割れたけど安いコップは落ちても無事だった」とも言った。
 大阪、東京、富山と暮らした先々で地震を経験したが、幸い大したこともなく良かったと思う次第である。


 今日は新雪を積み増した立山連峰が一層白く輝いていた。