タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

新年明けましての地震

 新年が始まったばかりの今日、能登半島震源とする強い地震があった。

 上図は、過去の地震と今日の地震との違いを示す。今日の地震はマグネチュード7.6と、この辺りでは過去最大の地震となった。マグニチュードが1上がれば地震の規模(エネルギー)は31.6倍大きくなるので、今日の M7.6の地震の規模は、昨年5月の M6.5の地震のおよそ45倍であったことになる。ここ富山でも震度5強と結構長い時間(30秒ほど)大きく揺れ、恐怖を感じた(幸いにして我が家の被害は、棚から食器が1腕落ちて割れた程度だった)。こんな揺れは生まれて初めて経験した(私は東日本大震災の時は東京に住んでいたが、震災の日は大阪に出張していた)。
 また、今日の地震は、余震も結構大きいものが16時から18時の間で5,6回起きた。上図でも分かるが、能登半島輪島市から珠洲市にかけての広い範囲で、数多くの地震が起きたようである。
 さて、地震の予報は不可能であるが、私は今回の地震で、エネルギー(地盤に溜まった歪みエネルギー)が随分解放されたと思う。よって私の勝手な予想になるが、「今後はM7を超える地震は向こう数十年起こらず、能登半島地震は今後沈静化に向かう」との希望的な観測を持っている。もちろん、ここ当分余震には気を付けなければならないが。