タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

能登地震

 今日の午後、庭で草むしりをしていたところ、胸ポケットにあったスマホが突然けたたましく鳴り、地震が来ることを伝えた。それからしばらくして地面が揺れた。私は立ったまま揺れを感じていたが、身の危険を感じることもなく冷静に『この程度なら震度3ぐらい』と思っていた。
 震源能登地方の深さ12km、マグニチュード6.5のかなり大きい地震であった。昨年6月にこの地方であった地震が M5.4であったから、今日の地震のエネルギーは、その45倍も大きいことになる。(マグニチュードが1違えばエネルギーは31.6倍違う)。一般の地震はプレートの沈み込み帯で起こるが、沈み込み帯からこんなに離れた内陸部で、こんなに大きな地震が起きるのは珍しいことである。

 上図はこの能登地震が起きるメカニズムの仮説を表しているが、この図で示す水が次第に地表へ移動している可能性があると言うから、状況は当分の間予断を許さない。

P.S.
 夜10時頃、再びスマホが鳴りその後余震が来た。昼より弱いが震度3程度の揺れを感じた。昨年6月の時も本震があった翌日にかなり大きな余震があった。同じメカニズムで同様な地震が今回も起きたことになる。来年が心配になってきた。