タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

田植え

 今日、五月晴れの空の下、裏の田んぼで田植えが行われた。
 今年はいつもと違って、2,30代の若いお兄ちゃんが田植え機に乗り、回りにもあと二人の若い衆がいて、縁でターンする時の見張り指示役と植えた後の均し役をしていた。この田んぼの持ち主である70代の老夫婦は、遠巻きに眺めているだけだった。先日の田起こしや代掻きでは、持ち主のおじいちゃんがトラクターに乗って作業をしていたのだが、田植えに関しては、営農組合の若いスタッフに任せたのだろうか? まあ、確かに引退しても良い年ごろではある。日本の農業は後継者不足に喘いでいるとも言える。
 今年のゴールデンウィークは天候に恵まれ、行楽地はどこも大変賑わっているようだが、私の回りは、田植え機のエンジン音だけが聞こえる農村の雰囲気で、夜ともなれば蛙の大合唱となることだろう。下は、2日前に採ってきた蕨の乾燥工程の様子である。田舎には賑わいも無ければ混雑もないが、平和で時間がゆっくり流れていく。