タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

庭に咲く青い花

 現在拙宅の庭には、3種の青い花が咲いている。

 左からアヤメ、ミヤコワスレオダマキとなるが、青色を作り出す色素はアントシアニンである。アントシアニンは色々な物質と結びついて色が変化する。例えばアジサイの花に含まれるアントシアニンは、土壌から吸い上げられたアルミニウムイオンと結合して錯体(金属イオンと結合した複合体)を作り、青く発色する。アヤメの花に含まれるアントシアニンは、液胞内で補助色素であるフラボンやフラボノールと共存して青く発色する。

 上図は、アントシアニンがpHの違いにより、赤、ピンク、紫、青と様々な色に変化することを示している。何故かしら、小泉今日子が歌った「ヤマトナデシコ七変化」を思い出した。純情・愛情・過剰に異常 である。