タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

能登半島地震が起こした津波

 今度の能登半島地震では津波の被害もあったようだ。

 上図左は津波で浸水被害があった地域を示しているが、能登半島先端部の東岸南岸(富山湾側)に津波が押し寄せたようである。上図右は東北大学のシミュレーション結果であるが、確かに富山湾側に「押し波」が寄せているのが分かる。
 上図は富山湾における海面高さの変化を表しているが、グラフで示すように、富山湾での津波の最大高さは80cmであり、幸いにして被害は無かった。
 富山県内の被害は、石川県の被害とは比べようがないほど小さかったが、能登半島の付け根に位置する氷見市ではようやく断水が解消され、温泉ホテルが再開したようである。ローカルニュースには、そのホテルのお客の話も流され、断水が続く七尾市からお風呂に入るためこの温泉まで来たと言う。能登地域の完全復旧を考えると気が遠くなってくる。
 以下は、昨年この温泉ホテルに行った時撮った写真である。この辺りは海岸から直ぐに崖となり、このホテルも崖の上に立っている。能登半島の海岸線はこのような風景が続く。

P.S. 気象庁 1月26日発表