タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

日経平均株価が34年ぶり高値

 日経平均株価が上がっている。34年ぶりの高値で35,000円台に乗せた。
     
 上図を見ると、まるでV字回復のような反転攻勢だが、V字の底(2009年)から15年も経っていると思うと、何とも言えない気持ちになる。1989年12月29日の大納会は株に興味が無かった私でも良く覚えている。当時は土地と株がバブルで、一体どこまで値段が上がるのかと思っていた。そして、バブル崩壊後の30年は長かった。今年はようやくデフレ完全脱却の年になるかも知れないのに、妙に気分が重い。
 多分、今年の春闘では4%を超える賃上げとなり、実質賃金も9月にはプラスに転じるだろう。そしてその頃には日経平均も4万円台に乗せるだろう。あーそれなのに、『それがどうした?』と思ってしまう。能登半島地震のせいであろうか?