タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

Tomorrow is another day

 昨日今日と、朝のウォーキングで涼しいと感じた。まだまだ熱帯夜が続いているが、猛暑に慣れた体は、気温が28度以下に下がると『涼しい』と感じるみたいである。空に浮かぶ雲も、上へもくもくとわき上がる入道雲から、横に流れる秋雲の形になってきた。裏の田んぼの稲も実りこうべを垂れ始めた。季節は確実に秋に向かっている。ツイッターのロゴが青い鳥から「X」に変わったのは先月のことだったであろうか? 社会も動いて変化して行くが、変化の速さについて行けなくなってきた。
 歌人俵万智さんは、ツイッターのロゴ変更について次のように詠んでいる。
 「言の葉を ついと咥(くわ)えて 飛んでゆく 小さき青き鳥を忘れず」
 「このままで いいのに異論は 届かない マスクの下に唇をかむ」
あなたの異論はイーロンマスク氏に届かないであろうが、日本人の心にはしっかりと届いている。
 「X」と言えば、我が家の長男はアメリカ人と結婚していて、その第2子のミドルネームはXの発音で始まる。長男は「かっこいいだろう、将来 ”ミスターX”と呼ばれるかもね」と自画自賛していた。アメリカではもう直ぐ夏休みが終わり新学年が始まるから、彼はもう直ぐ6年生になる。そろそろ第二次性徴期に入るだろう。彼の兄は第二次性徴期のまっただ中で、13歳にして身長が180cmを超えた。我が家系の御先祖様を過去へいくら辿っても、多分そんな高身長の人はいなかったであろうから、彼は家系内最高身長記録を更新していることになる。
 季節は変化し社会も変わっていく。毎日毎日が新しい一日であり、Tomorrow is another day となる。この成句は、成長著しい孫たちにとっては、「今日どんなにうまくいかなくても、明日には新しいチャンスが訪れるかもしれない」という意味になり、成長が止まったジジにとっては、「毎日が平凡に過ぎるが、必ず何かが変わっている」という意味になる。老いも若きも、Another Day 万歳!