タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

記憶に残る台風

 台風7号の動きが不気味である、予想進路が次第に西にずれ富山県にも影響しそうな雰囲気になってきた。

 上図は伊勢湾台風と今回の台風7号の進路(7号は進路予想)を比較した図である。台風7号は伊勢湾台風と良く似た進路を辿ると予想される。
 伊勢湾台風は記憶に残る台風である。当時4歳だった私の記憶には、玄関戸が飛ばないよう内側からつっかえ棒で押さえていた亡き両親の姿が残っている。伊勢湾台風は、伊勢湾沿岸で死者・行方不明者数5,000人を超える、台風としては史上最悪の被害者を出した台風であった。記録によれば、潮岬付近に上陸した時点の中心気圧が930 hPa、正に、超弩級の猛烈台風であった。
 今日11日21時時点で台風7号の中心気圧は940 hPaであり、現在海水面温度が高いため、このまま勢力を落とさず本土へ上陸する可能性がある。富山では、この3週間ほど猛暑日が続いているが、暑さばかりではなく、来週には台風への備えも必要になりそうだ。