タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

18歳以下に月5000円給付

 東京都の小池百合子知事は4日、少子化対策として都内の0~18歳を対象に1人当たり月5000円程度の給付を行う意向を示した。我が家では現在、都内に0歳と1歳の孫がいるから、この話は大歓迎である。だいたい、こんなことは国が率先して行うべきことであり、日本全国の18歳以下全員に毎月5000円給付しても大した金額にはならないだろう。念のため統計データを調べて計算してみたら、以下のようになった。
 ・18歳以下の人口 :1891万1千人(人口比率 15.0%、2021年10月1日現在)
 ・毎月5000円給付費用:1兆1346億6千万円/年
計算結果は、予想通り日本国の予算として高々1兆円とちょっととなり、日本のGDP 540兆円の0.2%にしか過ぎない。この給付は未来への投資であり、将来何倍ものリターンが期待できるので、直ぐにもやるべきことである。これから始まる通常国会では、こういう建設的な議論をして欲しい。