タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

タンスの解体

 今日は3日ぶりに晴れの天気予報となったので、延び延びになっていた亡き義父のタンス解体後半を行った。
 引き出し、ドア、鏡、ハンガーレールは、雨の日に室内で解体済となっており、今日は屋外でメインの枠組みの解体となった。タンス解体は義母の分を既に実施していたので要領は分かっていたが、やはり大変だった。
 
 上図はタンスの枠組みの基本的な構造を示している。日本の木造構造物の基本として、凹に凸を嵌め込み、しっかり固定する技造でメインの枠組みがしっかり固定されており、おまけに、嵌め込み部分に釘打ちされていた。これが、箱状の角部分で上下左右前後でガチガチになっており、角をハンマーでたたいてもびくともしなかった。

 また、背側中央の枠組みは上写真のように、嵌め込み&接着となっていて、十文字の強固な枠組みの四方にベニア板が嵌まり込む形となっており、こちらも解体には難儀した。
 いやはや、昔の日本の職人の技に感心したり、『そこまでしなくても良いのでは?』と思ったりしながら、2時間半ほど掛けて作業は終わった。なお、解体に掛かった時間が1時間、釘抜きに1時間、ゴミステーションへ持って行くための仕分け梱包に30分掛かった。