タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

アミノ酸について

 高校の生物で必須アミノ酸というものを習ったが、必須アミノ酸にどんなものがあるのか覚えることができなかった。というか、当時はそんなことに興味が湧かなくて、覚えようともしなかった。


 上図は、今日の課題とした必須アミノ酸の覚え方(左、ネットに載っていた)と、DNAからアミノ酸への変換表(右)である。私たちのカラダを構成するタンパク質は10万種類にも及ぶと言われているが、それらは、わずか20種類のアミノ酸のさまざまな組み合わせでつくられている。なぜ20種類しかないかと言えば、上図右の変換表に20種類しかないからである。
 高校時代全く興味が無かった生物学であるが、前期高齢者に仲間入りして、時間に余裕ができた頃から非常に興味深い分野となった。
 2021-11-04のブログには新型コロナウイルスのデルタ株について、代表的な変異が L452R と書いてある。L452Rとは、(新型コロナウイルス・タンパク質の)452番目のアミノ酸が、ロイシン(L)からアルギニン(R)に変わった変異であることを意味するが、これを上図の変換表で説明すると、当該DNA領域の2番目の塩基がU(ウラシル)からG(グアニン)に変わったため生じた変異ということになる。
 随分細かい専門的な話をしているが、こんなことをやっている私は、妻の目には「趣味の世界」で遊んでいるように映る。別に否定はしない。妻の目は確かである。遊ばせてくれている妻に感謝である。