タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

町内会小旅行

 今日は妻と二人で町内会のリクレーション(小旅行)に参加した。リクレーションは町内会の恒例行事であったが、この3年間はコロナ禍で中止が続いていた。今日は敬老の日であったが、リクレーション参加者の8割以上は前期高齢者と後期高齢者で占められていて、敬老会旅行の様相を呈していた。
 最初の見学地が高岡市万葉歴史館で、これが奈良時代の歴史の勉強、次が国宝勝興寺でこれが室町から安土桃山時代の歴史の勉強となった。ボランティア説明員から色々な情報が耳に入って来たが、一旦入った情報の9割は、明日には忘却の彼方に飛んで行ってしまうのだろう。ただ、そんな中でも驚愕すべきことは頭に残るもので、例えば、浄土真宗の中興の祖と呼ばれる蓮如上人には、13男14女の子供がいたという話である。気になってネットで調べたら、5度の妻帯を経て計27人もの子供をもうけたとのこと。何と末っ子は蓮如が84歳の時生まれた。但し蓮如は愛妻家で浮気を一切しなかったとのこと。5人もの妻がいた理由は、妻たちが出産に疲れて次々に命を落としたからだという。
 昼食後は、日本のベニスと呼ばれる内川の観光遊覧船に乗り、水辺の回廊と橋巡りをした。

 新湊大橋の下を通り、内川に架かる数々の橋を、船屋根と橋とのスキマ5,6cmでくぐり抜けるという初めての体験をした。秋なのに真夏のような太陽が照り付けていたが、船窓から入る潮風が心地よかった。