タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

決まった時期に花は咲く

 今朝、家庭菜園の収穫の際、アサガオが咲いていることに気付いた。

 畑で芽を出したアサガオを今年は抜きもせず、そのまましばらく放置してあったのだが、つるを伸ばし始めてからは支柱を立て、成長を見守ってきた。ところが、畑の土がアサガオに合っていたのだろうか、最近は脇芽が増えてどんどん伸び始め、横に植えてあるナスに絡みつくまでになってきた。今は暴れ回らないよう見守っている。アサガオは短日植物であり、暗期が長くなり始める夏至を過ぎた頃から花芽の形成が始まる。そして、その花芽が成長するこの時期から咲き始める。
 朝顔は秋の季語である。まだ梅雨明けもしていない内から、夏の向こうに控えている秋の存在をそれとなく教えてくれる。実際アサガオは、小学生の頃は、「夏休みは終わるもの」だと教えてくれた。
 下は庭に咲いたユリである。いつもこの時期にこの場所に咲くユリである。昨年は安倍元首相の死を弔うように咲いた。あれから1年である。