タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

2022年はどんな年だったか

 いつの間にか12月である。今年がどんな年だったかを変化量の度合いで視覚的に表せないかと思い以下のグラフを作ってみた。

 4本の折れ線は、①新型コロナ新規感染者数、②内閣支持率、③為替レート、④日経平均株価 を表す。いずれもMax値を100としており、変化量が%表示で分かるようにした。
 このグラフを見ると、株価も為替レートも内閣支持率も、年初がMaxであって水面下に潜ったままであり、特に内閣支持率においては、最近は下がる一方であることが分かる。為替レートは一時20%以上落ち込んだが最近は多少円高方向へ戻してきた。また、日経平均株価を見ると、投資家にとって今年は我慢の年だったことが分かる。政府は資産倍増と言っているが、来年こそは経済成長に裏打ちされた賃金上昇を期待する。やはり、何と言っても、給与が上がらないといけないのである。
 ①の新規感染者数と他の3つは、変化の度合いが全く異なる事象であることが分かる。今年に入りオミクロン株になってから、感染者数が以前に比べ桁違いに多くなってきた。5類相当への引き下げの議論がようやく始まるようであるが、政府も厚労省も、もう少しスピード感を持ってやってもらいたいと思う次第である。