タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

インプラント埋め込み手術

 今日、インプラント治療の中心工程である「インプラント埋め込み手術」を受けた。朝の9時半から11時まで、口を開けっ放しの、顎の筋肉がとても疲れる手術であった。
 手術は局部麻酔から始まり、その注射の際は多少の痛みを感じたが、その後は全く痛みを感じることはなく、歯茎を切開する時も、歯槽骨に穴を開ける時も、その穴にインプラントを埋め込む時も無痛であり、最後に歯茎を縫合する時に多少の痛みを感じるだけだった。
 痛くはないが辛い手術であった。私の場合一番奥の奥歯だったため、医者から何度も「もっと大きく開けて」と言われ、その度に大きく開けようとするのだが、普段はそのように使ったことがない筋肉を長時間最高の収縮状態にしたため、その内筋肉が疲れてきて、口が思うように開かなくなった。また、歯槽骨に穴を開ける際は、ドリル先端に水を噴射しながら行うので、吸引し切れない水が喉に入りそうになり、咽頭を閉めて呼吸も止め、必死に耐えた。
 さて、この後の工程だが、今日埋め込んだインプラント(チタン)の回りに骨組織がからみつき、しっかりと固定されるまで約3ヶ月掛かる。従って、最終工程では、インプラントを土台に(歯根として)人工歯を形成することになるが、実施は年明けになりそうだ。