タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

温暖化による海面上昇でどこまで水没するか

 縄文海進(縄文時代前期、温暖化による海面上昇で海岸線が陸地側に食い込んだ状態)については1月1日のブログで書いたばかりだが、今日は、今後温暖化で海面が上昇した場合に水没する地域について調べてみた。ネットには、海面上昇するとどこが水没するか分かる地図「Flood Maps」が公開されており、海面上昇7mとパラメータを設定し、自分が住んでいた地域がどうなるか見てみた。
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 上図は富山県の状況である。私が生まれた射水市は山手の一部を除き ほぼ全域が水没する。また、現在住んでいる富山市は、海側は水没するが山側は水没を免れる。私の現在の住処は山側にあり水没しない。

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 上図は大阪の状況である。私の勤め先であった枚方市は、淀川が流れる市内中枢部は水没するが、勤め先は市内中枢部から坂を登った先にあり水没しない。また、住処であった八幡市も水没しない。

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 上図は東京の状況である。私が学生時代住んでいた文京区は、上野や秋葉原の下町側から西方へ坂を登って行った先の山の手側にあり水没しない。また、転勤先となった務め先は港区溜池にあり、その地名が示す通り水没する。また、住処であった江戸川区は、子供たちが通った小中学校を含めて全域が水没する。住居は荒川まで数十mのところにあり、河川敷の道をサイクリングで埼玉県まで何回も行ったが、この荒川流域一帯も埼玉県川口市まで水没する。
 今日は、実際自分が住んでいた土地勘のある地域で水没するか否かを確認できた。こういう風にやると実感が涌き、より正しいリスク理解に繋がると思う。