タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

天神様を飾る風習

 本日、例年通り天神様を飾った。
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 富山県では男児が誕生した際、母方の実家から写真のような菅原道真公の掛け軸を贈り、生まれた子の健やかなる成長を祈る風習がある。ネットで調べたら、このように天神様を飾るのは、富山県福井県と長野県の一部らしい。今年夏に長女家には男児が生まれたが、旦那の実家は大阪で天神様を飾る風習はないし、今住んでいる東京のマンションには飾る場所(床の間)もない。よって、天神様は贈らないと決まった。
 写真の天神様は、長男が生まれた時に義父から贈られたものであるが、この長男がまだ1才1ヶ月の頃、菅原道真を祀る京都の北野天満宮へ梅見に行って、奇しくもそこで長男が初めてよちよちと2,3歩 歩いた。長男は来月には38才になるので、あれから37年経ったことになる。
 長男家と長女家で合計5人の男の孫がいるが、天神様を贈ったことがない。孫娘が一人いるのだが、アメリカにいるので雛人形も贈れなかった。なんだかちょっと寂しい。