タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

生物多様性に溢れる庭

 我が家の庭は除草剤を撒かないから、最近はドクダミが庭一面に咲き誇っている。今日はそのドクダミを刈って、少しは小綺麗にしようと草むしりを始めたら、とんでもないものが現れた。枯れ草を敷いた巣の上に、直径3,4cmぐらいの卵が15個産み付けてあった。一旦家に入って妻に写真を見せ、互いに「何の卵だろうか?」と、しばしネット検索した。この時点で結論は出なかった。
 妻のパートへの重役出勤を見送った後、卵の大きさをちゃんと測ろうと思い、再度スケールを持って卵の方まで行ったら、卵の産み主がいたのでびっくりしてのけ反ってしまった。卵を保護するようにトグロを巻いた親蛇がいた。
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 多分、私の草刈りが近づいてきた時点で一旦逃げたが、恐怖が去ったので卵の見守りに戻ってきたのであろう。ネットで調べたらシマヘビだと分かった。卵は40~50日で孵化する とのこと。
 さあ、どうしようか。私は孵化するまで観察し、後は自然に任そうと思っているが、こういうことは妻の意見で決まるので、どうなるかは???である。

P.S.
夕方、妻が帰って来て一緒に見に行ったら、朝見た時と形が変わっていた。最初、細長く伸び先端で膨らんでいて、へびの頭と見えたものが、変化して先端が尖り尻尾に見えてきた。よくよく見ると、トグロを巻いていると思ったところは、キジの羽根と分かった。妻からは「ちゃんと見ないと」と責められたが、へびではないと分かって二人とも思わず笑みがこぼれた。