タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

暑いながらも時は刻々と過ぎて行く

 今日から8月。梅雨明け後の連日の猛暑日に少々ばてて来た。裏の田んぼの稲には穂が出て、田んぼの色も緑から黄色へと変化してきた。

 出穂時に良く晴れて暑いから、今年の稲の作柄はきっと良いだろう。一方で畑作の方は、これだけ雨が降らないと地面はカラカラに乾いており、多少水を撒いたぐらいでは焼石に水の状態になっていて、一雨欲しいところである。

 今日は、家庭菜園で空中栽培していたカボチャの一部を収穫した。一番でかいものは直径 21cm、重量 3.2kgもあった。残りの8玉も順々に収穫していくが、今年のカボチャ栽培は、まあまあ成功と言って良いだろう。
 夜は2階のベランダから、富山市神通川で行われた花火を見た。米軍が富山市を空襲して今日で78年が過ぎ、戦火に散った御霊を鎮魂する花火が夜空を彩った。光ってからドーンと音が鳴るまで約8秒。これに音速340m/秒を掛ければ、打ち上げ会場から我が家まで約 2.7kmであることが分かる。大きな爆音が聞こえないので臨場感には欠けるが、遠方の空に次々と打ち上がる花火にしばし見とれていた。ただ、どうしても高校の化学の炎色反応を想い出してしまい、赤はストロンチウム、黄色はナトリウム、黄緑はバリウム、青は銅 との記憶が脳裏を走った。
 先週土曜日は隅田川の花火大会であったが、長女が花火大会会場に近い浅草雷門のマンションに住んでおり、マンションのベランダから孫と一緒に花火を見ている様子を写真で送ってくれた。長女の方は打ち上げ会場に近いから、孫は花火の爆音に驚いたのかも知れない。
 家庭菜園の夏野菜(ナス、キュウリ、シシトウ、ピーマン、ミニトマト、オクラ、ゴーヤ)はどれもピークを過ぎ、まだまだ暑いながらも夏が終わりに近づいていることを教えてくれる。あーそれなのに、何でまだこんなに暑いのか? この暑さはもうそろそろ治まって欲しいものだ。