タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

電柱にカラスが営巣

 ウォーキングコースにある電柱にカラスの巣を見つけたので電力会社へ連絡した。

 電柱にある鳥の巣は停電事故に繋がる可能性があり、電力会社からは「見つけたらご連絡ください」と 最近TVでPRされている。確かに鳥たちにとっては、今が繁殖期であり営巣時期となる。また最近は、カラスやムクドリが増え、騒音や糞害などの苦情が市役所へ寄せられることから、地方公共団体も鳥獣対策の一環として電力会社と協力しながら「巣の除去」をやっているようである。今年の冬は雪が少なかったので、鳥類の越冬生存率が上がっており、増え過ぎた鳥たちに悩ませられる人たちも増えることになる。
 写真右に示されているが、電柱のIDは3つある。一番上が電力会社が管理する電柱番号、真ん中がNTTが管理する電信柱ID、一番下が富山市が管理するLED灯管理番号 となる。電柱には3つの役割があり、3つの管理団体が3つの管理用IDを割り振って管理していることになる。電柱にはもう一つ宣伝広告の役割があるので、電柱に広告を出したい場合は、電柱の所有者である電力会社に電柱の一部を使用するための使用料を払わなければならない。私が町内会役員をしていた時、防犯カメラ設置という案件を担当したが、電柱への設置案は不採用となった。町内会費から毎年電柱使用料が出て行くことになるからである。
 普段は見向きもしない電柱であるが、奥は意外に深い。