タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

バーベキューパーティー

 今日は近所のお宅でバーベキューをした。富山県は持ち家率が全国2位と高く、都会では考えられないような広さの家に住んでいる人も多いが、近所にあるそのお宅には写真で示すような東屋があり、その回りには線路が敷設されていて、子供の日にはご主人ご自慢のミニSLが走る。東屋の中央にはかまどがあり、バーベキューが楽しめるようになっている。f:id:TatsuyaYokohori:20210801212124p:plain
 メンバーは、昨年度の町内会役員とその奥さんあるいは旦那さんで、この4月に町内会のお努めが終わった後の ”お疲れ様会”がコロナ禍でなかなか開けず、今日になったわけである。富山県の昨日の新型コロナ新規感染者は27人で、最近また感染拡大の懸念も再燃しているが、そんなことは関係無しに美味しい肉と野菜を食べ、ビールを飲み、歓談して楽しい時を過ごした。新型コロナが流行り始めた時に会社を退職した私は、送別会もないまま年金生活に入り、同時にコロナ自粛の生活に入ったので、久々の飲み会は実に楽しかった。

 今日8月1日の夜には例年花火大会が行われるが、これは、この日の富山大空襲で亡くなられた御霊の鎮魂の意味を込めて始まった。
 昭和20年8月1日未明、米軍のB29 174機が熊野灘から侵入し富山市上空で約50万発のM50焼夷弾を投下して富山市街地を焼き尽くした。この当時の富山市の人口が約12万7千人であり、米軍は人口の4倍もの焼夷弾を投下したことになる。またこの大空襲は、富山市北部の臨海工業地帯を標的とせず、人が密集する市街地を狙った作戦として実行されており、死者数や罹災者の数は、「地方都市として、広島・長崎の原爆被害を除けば最大」という悲惨な結果となった。
 時は流れ戦争を知らない世代が、今はパンデミックと戦っている。