我が家の朝食では、ヨーグルトにバナナとブルーベリーを入れて食べている。今朝ふと、『両方とも種なし?』と思い調べてみた。
バナナの方は以前調べて分かっていたのだが、我々は、突然変異で出来た「種がない品種」の実を食べていることになる。一方でブルーベリーの方は、実の中に小さな粒の種が沢山含まれている。小さいから食べても気にならなかっただけであった。
調べている内に、ふと『果物と穀物の違いは何だろう?』と思った。両方とも「種とそれを包んでいるもの」であり、違いが分からない。ChatGPTに質問したら以下の回答が返ってきた。
なるほど。この説明では、「果物とは種子と果皮の間の果肉を食用とするもの、穀物とは種子の中の養分を食用とするもの」と解釈できる。ということで一旦は納得したのだが、『栗は果物か?』という疑問が湧いて来た。
上図は稲と栗の実の断面図である。栗は、果皮(外果皮)と種皮(内果皮)が接近していて食用となるのは種子の養分であることから、ChatGPTが示す特徴に照らせば「穀物」に分類されても良い。構造的には稲とそっくりである。しかしながら、栗を穀物だと言う人はいないだろう。疑問は残ったが、まあこれはどうでもいい問題だから、この辺で終わりとする。