タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

キジが求愛行動を始めた

 今朝のウォーキングコースそばの空き地で、キジのオスがメスに対し求愛行動をしていた。オスが小走りでメスの前まで進み出て、自慢の美しい尾羽を広げてメスにアピールしていた。

 鳥類はオスが先行して発情するようである。この時期のオスの体の中には、雄性ホルモン(テストステロン)が溢れ、メスに対し猛アピールしたい気持ちで頭が一杯になっているのだろう。一方メスの方は、雌性ホルモン(エストロジェン)がオスの求愛行動がトリガーとなり高まってくる。メスが冷静にオスを品定めできるよう、進化の神の手が、メスの発情時期を遅れ気味に細工したに違いない。ましてや鳥類には、巣作りという産卵前に行う準備作業があるのだから、必要な準備事項を済ましてから交尾へと進むよう、本能に刻まれているに違いない。以下の写真は、2年前、拙宅庭に産卵されたキジの巣内の卵と抱卵中の母鳥の尻部である。また、産卵に来てくれないものかと願うばかりである。