タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

新型コロナウイルス感染症 5類へ引き下げ

 政府が新型コロナウイルス感染症を、今の2類相当から5類へ引き下げるとの発表があった。ようやくここまで来たかの感がある。幸いなことに第8波もピークを越えたようであるし、私としては、制限緩和のスピードはもっと上げても良いと思えるのだが、専門家委員会はリスクを喧伝するのが自分の使命だと思っている人が多いので、まあ、このスピードでも仕方ないとの思いである。
 マスクも欧米に倣って、もっと早く「着けるのは個人の判断」とすれば良いと思うし、それにもましてやらなければならないことは、コロナ感染が引き金となり、元々あった基礎疾患が悪化して死に至ることを防ぐことである。一部の感染専門医に任せていた感染者治療体制を、町医者を含めた日本全体の総合力で弱者を守る体制へと変えないといけない。
 高齢者だと言って、65歳以上にワクチン接種を推奨義務とするのも止めたら良い。一部の専門家は「時間が経てば抗体値が下がるから」と言ってワクチン接種を勧めるが、人間には抗体免疫と細胞免疫と2つあることを知っているのだろうか? もう3回も4回もワクチンを打っているから、この先ウイルスの変異で感染することはあっても、重症化することはないはずである。基本方針が「感染者を増やさない」から「重症者を増やさない」に変わっているのだから、5回目、6回目と打ち続ける必要はないはずであるし、2類へ引き下げるのだから、インフルエンザと同様に1年に1度の接種にすべきだと思う。
 以下に、抗体免疫と細胞免疫の違いをまとめておく。