タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

石油ファンヒーターが来た

 3日前のブログで、温水ルームヒータが点かなくなったので石油ファンヒーターを注文したと書いたが、昨日の午後に配送され早速点けてみた。最近の石油ファンヒーターはそんなに石油臭くないと聞いていたが、やはり臭かった。それで、空気清浄機を作動させどうなるかを見たが、微粒子を検知した時 赤く点灯する清浄機が緑のままで、石油臭さも除去されなかった。

 上図は軽油ガスクロマトグラフ-質量分析結果であるが、石油には実に多くの成分物質が含まれていることが分かる。また、下図は炭化水素の融点と沸点を示すが、炭素数が1~4までは、常温で気体であることが分かる。

 石油臭さの原因物質は何かと思い色々ネット上で調べたが、これと言った記事は見つからず、強いて言えばヘキサンが「灯油のような臭い」と書いてあるだけだった。また、Wikipediaによると、メタンもエタンもプロパンも無臭であり、ブタンが 不快臭 と書いてあり、ペンタンに関しては臭いの記載が無かった。多分、ヘキサンを中心として色々な成分が混じって石油臭さを作り出しているのだろう。
 なお、これらの炭化水素類が気化して臭いを発しているのであれば、これらの粒子の大きさは分子サイズであるから、空気清浄機で除去できるはずがないと思った次第である。