タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

来たる冬の積雪量予測

 昨日は冬型の気圧配置になってきて、急に寒くなりここ富山では雨模様となった。今日も冬型が残り、一日中曇りがちの天気となりすっきりしなかった。今日は、来たる冬の積雪量について考えてみた。
 気象庁が10月25日に発表した3か月予報では、「平均気温は、東・西日本で平年並または低い確率ともに40%です。降水量は、東日本日本海側で平年並または多い確率ともに40%、東・西日本太平洋側と沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。」とのこと。まだラニーニャ現象が続いているので、ここ富山においては、気温は低めで降水量は多めといったところであろうか。昨年もやった散布図を使った回帰分析では、来たる冬の富山市の最深積雪量予想値は58cmとなった。従って、私の予測も気象庁と同じで「積雪は平年よりやや多め」となった。(この予測手法は、台風の月別発生数と最深積雪量に相関があることを前提としている)
 この回帰分析では相関係数=0.41であり、実に緩い正の相関となっている。この程度の緩い相関で予測することに無理はあるのだが、一つ言えることがある。それは、2021年の最深積雪量が特異点となって他の点から大きく離れていることである。ここから、「来たる冬の積雪量の予測値は、外れる可能性はある程度あるが、2021年のような100cmを超える積雪になる可能性はほとんどない」と言える。