タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

この冬の積雪予想

 年も明けて3日目となると正月気分は抜けて来る。箱根駅伝のTV観戦では娘や息子の母校を応援したが、当の本人達にそこまでの母校愛はないように思える。
 ここ富山では、昨晩から今朝にかけて低気圧と前線が通過し雨が降った。今日は、冬型が強まる前の一時の晴れ間となり、積もった雪も随分溶けた。f:id:TatsuyaYokohori:20220103162131p:plain
 写真は晴れ間の中での立山連峰であるが、見ての通り山側には雲が立ち込め山頂は隠れて見えない。これは平野部より山間部で積雪が多くなる標準的な冬型の特徴を示している。この冬はラニーニャの冬ということで降雪も多めと予想されている。一方、私は独自に11/10のブログで「この冬の富山市の最深積雪を 40cm」 と予想している。ここまでの富山市での積雪は、クリスマス寒波時40cm、年末寒波時41cmであり、私の予想通りになっている。
 この冬で今後、この積雪量以上の大雪になることはあるだろうか? 私の予想は「ない」である。その理由は、この冬は前半で北極の寒気が日本へ流れ込んだが、後半では、その流れ込みが弱まると予想するからである。
 クリスマス・イブの夜、アメリカのオクラホマにいる息子とビデオ電話をした際、数日前には最高気温が25℃だったと言っていた。季節外れの異常な暖かさだったわけだが、それが元旦には最低気温がマイナス16℃になったと言う。一挙に例年以上の寒さになった。これは、昨年12月中旬まで北米の暖気に押されて東アジアへ流れ込んでいた北極の寒気が、12月末から北米の方へ流れ出したことを意味する。そんなわけで、私の予想は「この冬はもうクリスマス寒波時や年末寒波時を超える積雪にはならない」である。