タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

朔日饅頭(ついたちまんじゅう)

 今日6月1日は1年に一度の朔日饅頭(ついたちまんじゅう)の販売日であった。朔日饅頭とは、創業240年の老舗が作る甘酒まんじゅうであり、江戸時代は前田公にも献上され評判だったと言われる。特に、日枝神社春季例大祭の初日である6月1日に販売されるものを朔日饅頭と呼び、これを食べれば1年間、無病息災、健康で無事、安泰に過ごせると言われている。
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 写真は一昨年の販売を待つ行列であり、例年、販売開始の朝5時前には数百mの列ができてしまう。昨年は新型コロナ感染拡大の中、朔日饅頭販売は中止となった。今年は、三密を避けるため、前もって予約券を買い当日引き換えする方式で販売された。
 妻は予約券を買い、今日は販売開始予定時刻7時の10分前に店に着いたそうだが、店頭にはTVのキャメラスタッフとインタビューを受けているお客が一人いただけで、その取り巻きの脇を抜け店に入ったら、直ぐにお目当ての饅頭を引き換えできたそうだ。妻いわく「コロナが終わっても朔日饅頭は予約引き換えが良い」。