タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

孫の名言(迷言?)

 今日は、里帰りしている娘や孫と富山市のファミリーパークへ行ってきた。孫を連れて行くと、おじいちゃん・おばあちゃんの入園料が無料となる、正にジジババと孫のためにあるような動物園である。今日は平日でもあり入園者が少なく、全動物を最前列の特等席で見ることができた。入園して直ぐの展示柵では、キリンが高さ3mほどに置かれた籠の中のキャベツを悠々と食べていた。飼育員も唯一の観客である我々に向かって色々説明してくれた。飼育員の説明では、このキリンはメスで性格が穏やかであり、シマウマと同じ柵内で飼っても構わないが、向こうに見えるオスのキリンは、シマウマと喧嘩するので一緒に飼えないとのこと。そんな話を聞いてる中で、キリンが落とした餌のキャベツにシマウマが駆け寄り、キリンを威嚇しながら横取りする一幕があった。飼育員によれば、キリン対シマウマは圧倒的にキリンが強いのだが、このメスのキリンは気が弱く、いつもシマウマに圧倒されてしまうとのこと。動物にも個性があると改めて思い知った。
 さて、ウチの孫も娘に言わせれば「怖がりでビビリ」だそうである。先月の節分では、保育園に出現した鬼を見て泣いたとのこと。そんな孫ではあるが、高々2歳半でどうしてこんなに上手に日本語が使いこなせるのかと驚いてしまう。今日も一同が大笑いする一幕があった。娘に指示されて、孫が缶ビールを運んで来て私に手渡した。私は有難うと言って受け取り、プルタブを開けて一口喉の奥へ流し込んだ。傍らでそれを見ていた孫はこう言った。「ジージ、大人みたいだね」。