タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

横浜市長選挙

 昨日の横浜市長選で新人の山中竹春氏の当選が決まった。山中竹春氏は横浜市立大学 学術院医学群 臨床統計学の元教授であり、私が5/14のブログ「ワクチンは変異株に対しても有効性90%以上の効き目を保持する」で取り上げた人である。山中氏の研究結果により、『ワクチン接種が進めば、この夏に来る第5波もそれほど心配しなくて良いだろう』と思ったので、ニュースで「山中竹春」の名前が出た時ピンと来た。
 ユニークな首長誕生となったが、政治の素人が政治をやることは大いに心配である。回りに経験豊かな行政官僚を配置するのが良いだろう。レーガンもトランプも政治の素人が政治をやったことになったが、一定の成果を産み出した。最近、タリバンアフガニスタンを制圧したというニュースが流れたが、もし現在もトランプ大統領のままでいたなら、「タリバンとろくろく交渉もしないで、撤退するという目標(撤退完了日)だけ掲げて撤退する」という過ちは犯さなかっただろう と思う次第である。
 ただ、理系の首長という点は悪夢を呼び起こす。民主党政権下では、鳩山 由紀夫、菅 直人と二人の理系首相により、日米の信頼関係は失墜し、東日本大震災もあって日本は暗い混沌の闇を彷徨うことになった。山中氏は「コロナがわかる専門家」というところを前面に押し出し当選したようだが、専門家がわかるのは、広い全体から見るとほんの一部の狭い範囲であることを肝に銘じて欲しいと思う。