タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

前期高齢者半年点検

 今日は半年点検となっている前立腺がん腫瘍マーカーの検査日。この腫瘍マーカーPSA と呼ばれていて、一般男性の健康診断項目にも含まれている。PSAの基準値は4.0以下であり、私は2018年にこの値が4.2となって要観察状態に入り、以降この3年間の検査ではずっと 4.2~4.8 の間を行ったり来たりしていた。ところが今日の検査ではPSA=6.55に跳ね上がってしまい、再検査として前立腺MRI検査を受けることになった。
 一般の人ならさぞ心配になるかも知れないが、私はさほど心配していない。だいたい、前立腺がんは進行が遅いガンであり、80才以上の男性の20%程度は前立腺がんだと言われている。つまりこのガンと共存しているのである。また、もし悪性のガンだったとしても、前立腺がんは男性において手術後の5年生存率が一番高いガンである。医者が言う通りにやっていれば、このガンで命を落とすことはないだろう。
 今日の県立病院の事務で一つ改善があった。半年前来た時は、診療後の精算窓口でまず請求書をもらい、次に精算機に向かって精算処理をする形であったが、今日は、電光掲示板に精算処理が完了した受付番号が表示されてから、直接精算機に向かって精算処理をすると、精算機から「領収書」と「診療明細書」と「次回予約票」がプリントアウトされる仕組みに変わっていた。ふと、『後期高齢者の中には、システム化やその変更について行けない人がいるだろうな』と思った。
 今日は人間の定期点検だったが、明日は車の定期点検である。私はもう直ぐ66才、車は11才。車の6倍も、しかも昼夜の別なく24時間ずっと使い続けているのだから、そりゃあどこかにガタも来るでしょう。むしろ、人並み以上の耐久性で頑張ってくれている自分の肉体に感謝しないといけない。親からもらった大切な財産なのだから。