タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

一病息災

 本日、血液検査の結果が出た。予想通り尿酸値が8.3と基準値の7.0を大きく越えていて、薬を飲むことになった。2週間ほど前に発症した痛風の痛みは1週間ほど続いたが、今では治まっていて、1週間禁酒したビールも、日に350ml*2缶と決めて復活した。
 一病息災と言うが、現時点で私には、①尿酸値が高い→痛風発症の恐れ と ②PSA値が高い→前立腺肥大&前立腺癌の恐れ という2つの懸念点がある。私はこの2つが関連していると思っている。キーとなるのは男性ホルモンで、私は髭の濃さと頭髪の薄さからして多分男性ホルモンが平均よりかなり多いように思える。痛風は患者のほとんどが男性という病気であり、これは女性ホルモンが尿酸排泄を促進するからである。つまり、男性ホルモンと女性ホルモンの割合が圧倒的に男性ホルモン側に偏っている私は痛風に成りやすいことになる。前立腺肥大も同じように男性ホルモンの働きの変化で起きると考えられている。このように考えると、2つの病は、私の持って生まれた体質から来るものであり、末永く付き合っていけば良いという気持ちになる。一病息災である。f:id:TatsuyaYokohori:20210604135602p:plain
 上図はプリン体代謝され尿酸ができるまでの代謝経路図である。今日もらった薬をネットで調べたら、上図の最終工程で働く酵素キサンチンオキシターゼを阻害し、尿酸生成を抑止する薬だと分かった。私は「尿酸生成抑止剤」よりも「尿酸排泄促進剤」の方を期待していたのだが、そんな生半可な知識で期待した薬を要求することはできない。しばらくは医者の出した薬を飲んで痛風が再発しないよう、ビールは1日2缶に留めよう。