タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

自然環境はゆっくり変わっていく


 今朝ウォーキング中、傍らの水溜まりにいたカルガモが私に気付き遠ざかり始め、その内の一羽が飛び立った。この水溜まりは、公園造成地の中にできたカルガモにとっての仮の憩いの場で、昨年までは原っぱだったところである。今は農業用水の仮の溜まり場になっているが、将来池として残るかどうかは定かでない。

 上は2年前まで土の土手だったところだが、河川改修の一環できれいに整備された。それまでは、この辺りをよちよち歩くカルカモの雛もいたのだが、改修後は営巣地も変わったのだろうか、最近そんなかわいい姿が見られなくなってしまった。

 今年に入ってから公園造成も進み、それまでの原っぱが無くなってしまった。原っぱの頃は、春には空高くヒバリがぴーちくぱーちく鳴いていたが、来年にはそんな姿を目にすることも無くなるのかも知れない。

 上は、最近売り出した建売住宅群で、昨年までは休耕田だったところである。1年前まではここでよくキジを見かけたものだが、もうそんなこともなくなってしまった。
 こんな市街地の外れに住んでいるのだが、それでもゆっくりと自然が無くなっていくのを感じる。ちょっと寂しい気がする。