タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

天神様

 本日、例年通り天神様にお出まし頂いた。

 ネットで調べると、天神様を飾る風習については以下のように書いてあった。
『江戸時代末期、時の福井藩主・松平春嶽が将来を担う子供達を思い、天神様の御神影掛軸を一年の始まりの元旦から初天神の日(25日)までお祀りするように広めました。
福井県富山県、長野県の一部、島根県鳥取県、愛知県豊橋付近や静岡県西部の東三河地区などで見られる風習です。』
 長男誕生時に義父から贈られたこの立派な掛け軸も、東京のマンション暮らしの時は床の間が無かったのでずっと木箱に収まったままであったが、富山に戻って来てからは毎年この時期に飾るようにしている。贈られた側の長男は米国暮らしで、将来を担う子供が長じて現代を担う現役世代となった形だが、孫たちを含めて健やかなる未来を菅原道真公に願った次第である。