タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

確定申告

 本日、確定申告に行ってきた。昨年退職時、退職後にやるべき項目表(ToDoList)をもらったが、この確定申告が最後まで残った項目になっていた。
 確定申告は、毎年行う年末調整にさえ難儀している私にとっては、正に最後の難関だった。とにかく私は、『しかるべき税金は全部納めます』という気持ちであり、『控除項目を積み上げて節税する』という面倒くさいことを行う気は全くないので、そんな人用のマニュアルがあったら良いなと思っていた。それで図書館で、退職者・年金生活者用の確定申告マニュアル本を借りてきて、まずは勉強した。今更ではあるが、「収入」と「所得」が異なるものであることを初めて知った。また、私の令和2年の収入としては、①昨春退職までの給与、②受給年金、③退職後のアルバイト収入 であることが分かった。ただ、これだけ分かったぐらいで、スムーズにe-Taxで確定申告できるほどの甘いものではなかった。だいたい、書いてある用語が意味不明なものが多いし、その意味の解説本説明を読んでも分からなかったので どうしようもない。
 それで、税務署の相談コーナで、専門家の教えを乞いながら申告書作成する作戦に出た。予め、確定申告に必要な情報書類を用意し、次に Line の友達登録で「国税庁」を友達にして、そして相談日時を予約し、満を持して相談会場へ出掛けたわけである。
 結論を言えば、確定申告は無事終了した。担当スタッフは親身になって教えてくれた。Q&Aで説明を受け、パソコンコーナに移り、自分でデータを打ち込んでいる時も、必要に応じて、その場でサポートする複数のスタッフが代わる代わる丁寧に教えてくれた。正直言って、公共サービスの場で、今までこんなに丁寧に教えてもらったことはない。どうも有難う、これで退職後にやるべきことが全部完了した。