タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

孫の個人情報が覚えられない

 今日で坊やが誕生して丁度一ヶ月が過ぎた。そして今日はアメリカに住む5番目の孫の2才の誕生日でもある。
 いまどき、孫が6人もいるというのは珍しいのかも知れない。孫の誕生日は1月、3月、5月、8月、9月、12月とばらけているし、年齢も 11、9、6、4、2,0才 とほぼ等間隔で生まれたことになる。この孫たちの名前と誕生日と年齢を覚えておくことはなかなか難しい。
 アメリカにいる5人の孫は First Name とMiddle Nameと名前が2つ有り、一方が和風名、他方が洋風名となっている。最初の一人目は、洋風の名前の方にも漢字を当てて日本の市役所に出生登録された。この、無理矢理漢字を当てはめるという作業がなかなか難しくて、二人目の出生登録時は洋風名の方はカタカナで登録したと長男は言っていた。3人目以降は米国で生まれたので、漢字表記は和風名の方だけだが、実際、漢字が必要になるのは日本領事館へ届け出する時のみとなった。こちらは長男からの報告を聞いているだけなので、普段呼んでいる名前がFirst Name か Middle Name か分かっていない。また、洋風名のスペルに関しては怪しいものである。洋風名は聖書から引用したとか言っていたが、どの子がどうだったか忘れてしまった。
 このようにして、孫一人に対しての覚えておくべき個人情報量が通常の2倍になるから、皆覚えていられなくなってきた。それで我が家のリビングには、昨年のと今年のとカレンダが二つ吊ってあり、月初めには、昨年のを見ながら今年の方の誕生日欄に1才プラスした年齢を書き込むようにしている。
 孫が沢山いるのは、きっと幸せなことなのであろう。どの子も健やかに成長してくれたら良いと願うばかりだ。