家庭菜園の雪もほぼ消えた今日、大根を1本収穫した。
抜いた大根は写真が示すように、スーパーでは売り物にならない いびつな形をしていたが、おろすと、みずみずしくて甘い大根おろしとなり、夕飯のステーキ肉の良いお供となった。
ところで、大根に多く含まれるジアスターゼは消化酵素の一種であり、炭水化物を分解して麦芽糖に変える。このジアスターゼを植物から抽出して発見したのは、我が郷土が産んだ偉人 高峰譲吉である。高峰譲吉は1854年、富山県高岡市に加賀藩の御典医の長男として生まれ、幼い頃から外国語と科学への才能を発揮したようである。過去、彼の才能に少しでもあやかりたいと思ったこともあったが、最近は、「そんなものはどうでも良い。生きてるだけで丸儲け」の気分である。