タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

町内公園清掃

 今日は町内にある児童公園の清掃日だった。昨年来、密を避けるため、清掃は町内総出から班毎に担当月を割当てる方式に変更されており、そのため参加人数が二十名程度と少なかった。また、前回5月度の参加人数も少なかったと見えて、公園の一画は、草が伸び放題となっていた。幸い今日は、自宅の草刈り機を持ち込んだ人がいたため、何とか全体を刈り終えることができた。
 田舎のコミュニティの様相も、私が小学生で東京オリンピックを見た昭和の時代とは大きく変わってしまった。あの頃はどの家にも子供がいて、児童会を通じての近所付き合いが沢山あり、町内でバスを貸し切り海水浴に行ったり、近くの山へハイキングへ行ったりした。春と秋の祭りでは青年団が獅子舞をし、葬儀の時は町内総出で手伝い弔った。町内の人の8割がた、顔と名前が一致した。
 最近は、新型コロナが流行る前から、地域コミュニティでの付き合いは減ってきている。今日のようなボランティア参加では、多分参加率は3割に届かないであろう。葬儀はほとんどが家族葬で、祭りも無く、運動会も無く、リクレーションも無く、淡々と1年が過ぎて行く。寂しい限りである。
 今日は年中行事の一つである、ユニットバスの清掃を行った。蛇口下のカバーは、浴室床に仰向けとなり、天井を見てねじ回しを回さなければならず、結構きつい仕事になる。ユニットバス側面のカバーも外して1年分のカビ取りをし、夏を迎える準備ができた。