タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

健康診断

 今日は健康診断を受けてきた。退職後の2年間は、会社の任意継続保険が提供する健康診断を受けていたが、この5月から国民健康保険に切り替わったため、今日は初めて近くの医院で受診した。
 初めてのことには、何かと戸惑いがある。胸部レントゲン撮影では、看護師さんに導かれ、検査室にて撮影ポーズを取り、「そのまま動かないで下さい」と言われ看護師さんが退室したので、『息も止めなければいけないのかな?』と思って、それから10秒ほど息を止めてじっとしていた。しかし何も起こらなかったので呼吸をし始めたら、今度は男性の声で「はい、息をすって、止めてぇ」と指示があり、撮影は終了した。
 胃がん検診では、今回初めて鼻から胃カメラを入れた。10年ほど前に一度、のどから入れて検査したことがあったが、その時は、麻酔のアメを飲み込まないようゆっくり舐めた後、結構痛い思いをして胃カメラを食道へ通し、よだれをだらだら流しながら検査したので、『こんな検査はもう二度とやりたくない』と思ったのだが、今日の鼻から入れる検査は、痛みも少なくよだれも出ずスムーズに終わった。ただ、看護師さんによる前処置(事前説明、鼻への麻酔ゼリー注入)が終わった後、本検査に入るところで、「診察が長引いているようで、しばらくお待ちください」と看護師さんに言われ、検査台のベッドで、左脇を下にした検査ポーズで5分ほど待たされた。個人の医院だから医師は通常診療もしているわけで、今日は、待合室ではなくベッドの上で待たされることになった。
 診断結果は、胃は全般的にきれいで問題無し、沢山の検査写真の中には小さなポリープが写っているものが2枚あったが、良性で心配することはないと言われた。