タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

土筆は大きくなってもスギナにならない

 早朝のウォーキングコースの傍らに土筆が沢山生えているところがある。
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 土筆はスギナの子と言われているが、この土筆が大きくなってもスギナになりそうもないと思われたので調べてみた。
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 上図はスギナのライフサイクルを示している。ツクシとスギナの関係については、ネットに以下のように書いてあった。

『スギナはシダ類で、花は咲かない。種子ではなく胞子でふえる植物である。春になると地面の下に伸びている地下茎からは、スギナ本体ではなく、先にツクシが生えて来る。ツクシはスギナの胞子茎であり、早春になると10~15cmほどに成長する。ツクシの頭、つまり“筆の先”にあたる部分には、緑色の胞子がたくさんつまっていて、気温が上がってくるといっせいに胞子が飛び出して行く。煙のように吹き出した胞子は風に乗ってあちこちに飛んでいき、胞子を飛ばし終わるとツクシは役目を終えて枯れてしまう。一方でスギナは栄養茎であり、光合成をして栄養分を蓄える。』

 つまり、ツクシはスギナの生殖器官であって、胞子を飛ばした後はスギナには成らず枯れてしまう。今日はまた一つ賢くなった。