タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

雪山が見える暮らし

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 上は常願寺川河川敷から見た立山連峰である。昨日は良い天気で、河川敷にあるパークゴルフ場から毛勝三山(毛勝山、釜谷山、猫又山)が真正面に見え、左手奥には白馬岳も見えた。
 下は今朝明け方の立山連峰である。10月初旬には剣岳から昇っていた朝日が、もう随分南の方から昇るようになってきた。
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 富山県は東、南、西の三方を山に囲まれていて、冬には冠雪の山々が間近に見える。こんな環境で幼少期を過ごして来たから、都会に出た時には随分違和感があった。東京に居た頃は遠くに小さく富士山が見えるだけだったし、大阪に居た時も、交野山(341m)や天王山(270m)は見えたが、これは「山」ではなく「丘」だと思った。
 今日は二十四節季の小雪だが、昨日までの良いお天気が打って変わって雨模様で、寒冷前線通過後は寒気が降りてきて、週中には冬の寒さになると言う。いよいよ日本海側では、「曇り時々雨 ところによっては雪」の陰鬱なシーズンが始まる。嫌な冬の始まりではあるが、冬晴れの空に映える雪山の美しさにはいつも救われ、嫌な思いがあるから感動もあるのだと思う次第である。