タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

柿の日

 昨日10月26日は「柿の日」であった。俳人 正岡子規
  柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺
と詠んだ日にちなみ、この日が柿の日になったそうだ。
 柿には色々品種があり、甘柿としては「富有柿」が有名だが、富山発祥の「水島柿」は、富有柿に勝る甘い柿である。地元こだわり食材サイトを見ると、富有柿の平均糖度が 14.8度であるのに対し、水島柿のそれは 16.7度もあるとのこと。
 私が幼い頃は、各家の庭には少なくとも1本 柿の木が植えられており、ほとんどがこの水島柿だった。私の本家(農家)の広い庭にもこの水島柿が何本も植えられており、この時期、箱詰めで沢山の柿が届けられた。そんなわけで、この時期の果物は専ら柿となり、学校から帰っておやつが柿、夕飯後のデザートも柿 てな感じになった。
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 上は近所のたわわに実った柿である。まだ、収穫されてないところを見ると、渋柿なのかもしれないが、最近は、「採っても食べ切れないし配り先もない」状態になってきたので甘柿なのかもしれない。