タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

冬支度

f:id:TatsuyaYokohori:20211024213555p:plain
 ここ4,5日の寒さで、立山連峰の頂上付近はすっかり雪化粧となった。今朝は久々の秋晴れで、放射冷却のため結構冷え込み、早速石油ファンヒーターを引っ張り出してきてセットした。東京でマンション暮らしをしていた頃は、階下の暖気がのぼって来て冷え込むことが少なく、暖房器具はエアコンのみであったが、富山ではしっかりと灯油を焚くことが必須となった。
 先日、東京で3日間過ごしたが、東京の人の多さには改めて驚いた。とにかく初日に、電車から降りて駅の構内を歩くだけで疲れてしまった。それに比べて、この富山の人の少なさは対照的である。もう、田舎生活に慣れきってしまって、都会の人混みには拒否反応を起こすようになったみたいだ。
 やはり私には、畑仕事が似合っている。今日は、ポットに種植えしてあった玉ねぎの苗を地植えにした。ただ、畝を作り施肥して、苗を60本ほど植えたら腰が痛くなった。やれやれ、畑仕事は精神的には疲れないが、肉体的に体が持たなくなってきたようだ。
 夕飯は近くの回転ずし屋で寿司を食べた。もうアルコール制限も何もない。店はお客さんで一杯で、しかもテイクアウトの予約受け取りの人も引っ切り無しに入り、席にすわるまでに30分待った。注文した品が来たのは、すわって直ぐ来た生ビールのジョッキーを空けたあとであった。先ほど、富山は人が少ないと言ったばかりだが、お店の中は人で溢れていた。何だか、『第6波が来る前に、今までできなかったことは大急ぎで極力やっておこう』とでも思っているような様子に見えた。もしそうだとしたら、冬が来る前にやるべきことをしておくという意味で、これも冬支度の一つか。