タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

実りの秋に群がる鳥たち

 裏の田んぼの稲穂も重く垂れてきた。
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写真左は稲穂に群がる無数のスズメ、右は稲穂をついばんでいて 私が近づいたらその食事を中断した鴨である。
 鳥類は歯を持たないので、硬い殻付きの米を食べても消化できるのか?と思うが、そんな心配はご無用である。鳥類は砂礫を飲み込んで、砂嚢中でそれらを歯の代わりとして、植物の種などの食べたものを砕き、消化の助けとする。
 鳥類の進化は、①歯が無くなる と ②砂嚢ができる の2つが同時並行的に進展したのであろうか? 始祖鳥の化石を見るとあごに歯が有り、恐竜が始祖鳥へ進化した時はまだ歯を持っていたことが分かる。鳥類は飛行能力を上げるため軽量化を進め、歯も無くす方向へ進化したのであろうか?
 私の妄想は色々膨らむが、一方でこの光景を見たお百姓さんは、丹精込めて作った米が食べられてしまい、鳥たちを憎々しいやつらだと思うことだろう。稲刈りは来週ぐらいであろうか? 鳥類への多少のお裾分けは大目に見て頂きたいと思った次第である。