タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

婿殿が来た

 今日 富山に婿殿が来て、娘と40日振りに再開した。非常事態宣言下の東京から来るのは憚られたのかも知れないが、我々夫婦も婿殿に会うのは結婚式以来2回目、久々の再開になった。婿殿は、臨月の娘のお腹の膨らみを見てうれしそうだった。
 先日読んだ本には、父性遺伝子というものがあり、DNAの中の遺伝子には、優性劣勢に関係無く、必ず父方の方の遺伝子が表現形質になるものがあると書いてあった。PEG10(Paternally expressed genes 10)というものは、この父性遺伝子の一つの例であり、哺乳類の胎盤形成に関わっている遺伝子である。母親の体内で形成される胎盤が父性遺伝子が関わらないと形成されないということは、哺乳類は両性がいないと子供ができないということを意味する。これは、世の中に単為生殖ができる生物が数多く存在する中で、哺乳類だけは単為生殖が不可能であることを意味する。
 父性遺伝子の中には、顔の形成に関わる遺伝子もあり、鼻の幅や高さに影響を及ぼす遺伝子も父性遺伝子らしい。これには思い当たることがある。息子の嫁さんはアメリカ人で鼻が高いのだが、生まれた子供は息子に似て全員鼻の高さは平均的である。この理論が正しければ、娘のお腹の子の鼻は婿殿の鼻に似るのであろう。
 ブドウ糖代謝を司るミトコンドリアは、全て母親譲りとなる。妻は中学校3年間マラソン大会1位であり、持久力がかなり高いが、これはミトコンドリア代謝性能が良いからであろうか? 確かに生まれた子供は3人とも持久力がある。
 3週間後に生まれる子供は男の子と分かっている。多くは望まない。五体満足であればそれでいい。